夏の高校野球

毎年、阪神甲子園球場で開催される「全国高校野球選手権大会」は夏の風物詩の一つです。2017年の三重大会は7月14日(金)から始まり、我が母校・津高は17日に登場、津市営球場で南伊勢高校と対戦します。

 

夏の高校野球の第1回大会が開催されたのは、1915(大正4年)のこと。当時の大会名は全国中等学校優勝野球大会で、夏の高校野球の代名詞である阪神甲子園球場はまだ完成しておらず、会場は豊中球場だったそうです。

 

ご存じの方は少ないかもしれませんが、津高は過去に1度、甲子園出場を果たしています。1955(昭和28)年の第35回大会、津高は多治見工業高校を破り、三岐代表として甲子園出場権を獲得しました。現在は各都道府県の代表校が出場していますが、当時は三重県単独ではなく、三重県と岐阜県の代表としての出場でした。また、三重県勢としては第1回大会に出場した山田中以来の全国高校野球選手権大会出場でした。写真はその甲子園出場のときの記録写真で、東京同窓会事務局が保管している資料の中に残されていたものです。

 

今夏の野球部の皆さんの活躍を願っています。

 

7月18日追記: 津高は7月17日に南伊勢高校と対戦。初回に1点先制したものの、善戦及ばず2‐4で敗れました。

 

文/東京同窓会事務局