みそカツは津市が発祥地

“みそカツ”というと、全国的には名古屋飯と扱われています。

 

しかし、津市民として声を大にして全国津々浦々に訴えたい!
「みそカツは津市発祥の食べ物である」と。

 

そのみそカツを最初に始めたお店が「カインドコックの店カトレア」です。下の写真が、その元祖みそカツです。

 

明らかに名古屋流と異なる外観。ここのみそカツは、ソースに味噌をブレンドしてカツ全体にまぶしてあります。ほんのりと味噌の香りがしますが、ソースはあっさりしていて、クセもなく、とても美味しいんです。

 

こんなことを言うと名古屋の方から叱られそうですが、名古屋のみそカツは赤味噌が甘く、全体的にくどい気がします。カトレアのみそカツとは似て非なるものでしょう。

 

カトレアは津市上弁財町のバイパス沿いにあります。周りは住宅街なので、あまり目立たない外観ですが、店内はいつもにぎわっています。駐車場は数台分しかないのでご注意を。

 

なお、姉妹店(甥御さんが経営してみえるそうです)の「カトレア」が津市役所のすぐ近く(南東側)にあります。母校からはこちらの方が近いですね。

 

帰省の際には是非ご賞味を。そして、帰京したら周りの方々に伝えてください。「みそカツは津市発祥で、名古屋のみそカツは津のみそカツとは似て非なるものである」と。

 

追伸:10月3日掲載のふるさとたより「安濃津よさこい」で、「津祭りには10万人集まる」と書きましたが、今年の津祭りは27万人!の来客があったようです。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ