専修寺が国宝指定へ

一身田の高田本山、正式には浄土真宗高田派本山・専修寺(せんじゅじ)の建物、如来堂(にょらいどう)と御影堂(みえいどう)がこのたびめでたく国宝に指定されることになりました。宗教に絡む話ですが、津市の文化財として喜びたいと思います。

 

写真1が如来堂、写真2が御影堂で、写真3は如来堂(手前)と御影堂です。

如来堂は本尊が安置されているところで、1748年に完成したものです。

御影堂は真宗の宗祖である親鸞聖人など、歴代の法主を祭るところで、こちらは1666年に完成しています。御影堂は国の重要文化財に指定されている木造建築のうち、全国で5番目に大きな建物です。

 

毎年1月9日から1週間、高田本山と一身田は「お七夜」でにぎわいます。上の写真は今年のお七夜の時に撮影したもの。寒くて雪が舞っていました。

 

高田学苑は、現在、中高一貫の6年制コースのみとなり、母校のライバルとなっていますが、1980年代前半までに津高を卒業された同窓生の中には高田中学出身の方も多くみえると思います。

 

帰省の際には一身田と専修寺にお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ