近鉄道路<続編>

近鉄伊勢線、現近鉄道路の続編です。

 

前回は津新地駅までを書きましたが、線路は続くよその先も。

 

 

写真1

津新地の駅から東南、海側から伊勢方面へカーブを描いて、乙部あたりから南向きに伸びていきます。そこにあったのは「津海岸駅」(写真1)です。道路の両端(特に海側)にゆとりがあり、駅舎があったことを物語っています。

 

 

 

 

 

 

写真2

ここから線路はまっすぐ南へ伸びます。まずは現在のフェニックス通りと交差します(写真2)。写真は道路の北東側から撮っています。右手がフェニックス通りで、三重会館へ向かいます。右前に見えているのは「Prego」。ご存知、東洋軒が経営するイタリアンレストランで、人気のお店です。

 

 

 

 

 

写真3

さらに進むと岩田川を渡りますが、この橋梁がかつて鉄道の線路があったことをよく示していますね(写真3)。写真は橋の北側から撮ったものです。とはいえ、この橋も耐震などなどの問題で、近々架け替えになるようです。橋の右手(上流)にもう一本の架橋があります。よく見ると、その上にはカモメがわんさか羽休めをしています。

 

 

 

この橋の河口側には母校の艇庫があります。かつて文化祭のレガッタ大会でお世話になりました。いまでも母校のボート部はインターハイや国体に出場して活躍していますが、残念ながらレガッタ大会は過去のものになったようです。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ