伊勢街道北上

写真1

前回、三重大学を紹介しました。

 

三重大学の正門を出て、国道23号線へ出ると変形四叉路になっています。

 

この交差点を手前に右折すると、写真1の風景となります。何の変哲もなさそうな道ですが、これが江戸時代の伊勢街道の今の姿です。

 

伊勢街道は東海道の四日市追分から伊勢に向かう街道で、今でも一部で昔の姿が残っています。少し前に近鉄道路編でも紹介しましたが、阿漕の閻魔堂から南へ向かう道がそれです。

 

写真2

 

 

栗真町屋町まで行くと写真2のような三叉路になります。

 

左手(国道-山側)へ行っても、右手(海側)へ行っても、結局は合流するのですが、左手の道は国道を渡って栗真から旧河芸町の山側、そして鈴鹿市の磯山へ向かいます。

 

左手の道はほぼ海沿いに白塚から旧河芸町の海側、そして磯山で合流することになります。

 

 

 

写真3

白塚には写真3の八雲神社(祭神:スサノオノミコト)があり、ここでは毎年7月11日に「やぶねり」という祭りが行われています。青竹を束ねて作った八岐大蛇をかついで町中を練り歩く、勇壮なお祭りです。

 

また、今の時期は白塚海岸でバカ貝がよく取れます。

 

寿司ネタにすると「青柳」となる高級品ですが、地元では普通に安く食べることができます。

 

 

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ