関宿

関宿、ご存知東海道五十三次の47番目の宿場町です。

 

在学中は鈴鹿郡関町と覚えていた方も多いかと思いますが、町村合併により今は亀山市関町になっています。 旧東海道はJR関駅から徒歩5分程度、東西に1km程度に昔ながらの建物が多く残っています。

 

写真1は最も東、亀山寄りにある「東の追分」。大きな鳥居が残っています。

西へ進むと百六里亭(写真2)があります。これはお江戸日本橋から百六里という意味ですね。

写真3は高札場跡です。このあたりが関宿の中心になります。

 

関宿の土産と言えば関の戸(写真4)。これは津駅のチャムや白子駅でも購入可能ですし、東京でも日本橋の三重テラスでも買うことができます。お手軽な関宿土産ですね。

なお、津の「けいらん」に似た「志ら玉」という餅菓子も、近くの前田製菓で売っています(写真5)。

 

津市内から車で行くと伊勢別街道でそう遠くはない距離で、国道1号線の関宿近くには道の駅もあるので、気軽に行くことができます。

 

とはいえ、JR利用となると、意外に不便です。国鉄時代は関西本線も紀勢本線も国鉄天王寺鉄道管理局管内で、亀山での接続もあまり問題なかったのですが、JRになると関西本線はJR西、紀勢本線はJR東海管轄になり、亀山駅での接続があまりよくなくなりました。

 

関駅から母校へ通学する生徒さんは、今はかなり不便になってしまいました。残念です。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ