一身田

本年最後のふるさとたよりは、津市一身田からです。

 

高田本山の御影堂と如来堂が国宝に指定されて、県外からの観光客も少しずつ増えているようで、うれしいですね。

写真1は如来堂です。二つ並んだ西側、正面から見て左側の建物です。

 

写真2は太鼓門。これは本山の東側にある門で、知る人は多くないのですが、味わいのある門です。

 

例年通り、年明けの1月9日から16日までは「お七夜」があります。この時は普段は静かな一身田の町に多くの参拝客が詰めかけ、露店もたくさん出て賑わいます。

 

もちろん参拝や露店巡りも良いのですが、普段は予約しないと入れないお庭にも、お七夜の期間中に入ることができます。

写真3がそれで、安楽庵とお池、そして苔が素晴らしいところです。期間中はボランティアによる解説もあり、ためになりますよ。

 

町歩きに疲れたら、本山の南東にある寺内町の館(写真4)にどうぞ。小さな施設ですが、一身田の鳥瞰図や、その時々の展示もあり、ほっこりします。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ