津のダム

津市内を流れる河川。志登茂川や岩田川もありますが、上流にダムのある河川は安濃川と雲出川です。

 

まずは一級河川の雲出川。上流は旧美杉村で、旧一志町などを通り香良洲で伊勢湾に流れ込みます。

 

写真1と2はその上流にある君ヶ野ダム。三重県企業庁が運営しており、落差も凄いダムです。上からのぞき込むと、高所恐怖症の方は足がすくんでしまうと思います。

 

久居から県道を雲出川沿いに走り、名松線の竹原駅から山の中に入る道を行けばたどり着けます。

 

安濃川は二級河川ですが、旧津市内では最も長い川でした。上流に行くと旧芸濃町になります。

 

こちらも安濃川沿いに車を走らせるのですが、雲林院(「うじい」と読みます)を過ぎて河内(「こうち」と読みます)渓谷からは道が狭くなるのでご注意を。

 

いくつかトンネルを抜けると見えてくるのが写真3と4の錫杖湖です。これはダム湖で、湖底には旧河内集落が眠っているはず。

 

写真はすべて今年4月最初の日曜日に撮影しました。三重県ではコロナウイルス感染例がまだ少ないのですが、3密は避けるように言われています。

 

撮影場所はいずれもオープンエアで人出もそう多くはなく、3密の心配はありません。

 

御覧のように桜が満開です。よろしければ来年の今頃、ダム巡りはいかがでしょうか。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ