鈴鹿市神戸

ふるさと三重県ではコロナウイルス新規感染が1か月以上ゼロで、落ち着いてきました。元々「夜の街」も少ない地域ですし、都会でないメリットがあるということでしょうか。とはいえ、緊急事態宣言でお休みになった地域のお店が、再開することなく閉店してしまうことも少なくないようです。

 

今回は鈴鹿市探訪です。鈴鹿市も母校の校区の一部ですので、鈴鹿市から通う筆者の同級生もかなりいました。

 

鈴鹿市には近鉄の表玄関である白子、商業地である平田、そして城下町の神戸と、大きく3つの中心地があります。神戸はお城があったためか、ほかに比べ落ち着いた感じがします。鈴鹿市役所も神戸にあります。

 

写真1は神戸城址。いまは石垣と堀を中心に公園になっています。桜の時期がお勧めです。お城に隣接して神戸高校があります。上野高校とならんで、県下では数少ない城址に接している高校です。

 

お城の周囲の道は、緩くカーブするようになっています。これは外敵が侵入してきた時に直線的に攻められないよう工夫したとのことです。

 

写真2がその道。これは四日市の追分から続く伊勢街道です。

 

神戸の入り口は近鉄鈴鹿線の鈴鹿市駅。名古屋線の伊勢若松から分かれて平田町までの単線です。

 

写真3

駅前のロータリーにある「萬里」は、地域から愛される中華料理店です(写真3)。グルメと言うわけではなく、安心できる味の店、最近の言い方ですと町中華ですね。

 

神戸は春と夏にお祭りがあります。

 

春は例年3月中旬にある寝釈迦祭り。龍光寺の大涅槃図がこの時期だけ公開されます。

 

夏は7月下旬にある石取り祭り。石取り祭りと言えば桑名が有名ですが、神戸にもあるのですよ。8台の山車が鐘太鼓を鳴らしながら町内を練り歩く賑やかなお祭りです。

 

残念ながら今年は両方ともコロナ禍で中止となりましたが、落ち着いて再開した時にはぜひお越しください。

写真4

 

最後に、写真4は市役所の最上階から眺めた鈴鹿市内です。無料で登れますし、休憩もできます。

 

神戸散策の休憩場所としてお勧めです。

 

 

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ