町内看板地図

津高東京同窓会の皆様。今年一年もコロナ禍で大変でした。

 

今は一息ついている様子ですが、オミクロン株の行方が心配です。どうか感染対策を十分なさって、年末年始をお過ごしください。

 

今回のテーマは、地味で申し訳ありませんが、町内看板地図です。

 

それ何?と思われるかも知れません。

 

商業地などでお店の位置を示す地図です。かつては津市内でもかなりの数を見ることができました。

 

しかしながら今では希少価値になっています。津市中心部のお店の減少や住民の高齢化が原因なのでしょうか。

 

その中でまだ残っている看板地図を紹介します。

 

写真1と2は、いずれも現町名では東丸之内になります。

写真1は旧地頭領町、23号線三重会館交差点から南へ、最初の交差点を左(東)に入ったところにあります。

 

比較的新しく、平成の作品かと思われます。

 

写真2は松菱の東で、バイパスに近い所です。写真にも見えるように、昔は山之瀬古町と呼ばれていた所です。

 

ちなみに「せこ」とは路地に近い、家と家の間にあるような細い道のことです。

 

このあたりは今でも昔からのお店が散在しており、看板も現役です。とはいえ、おそらくは昭和末期の作品と思われます。

 

写真3

写真3は中央町、三重会館の北西で立町の西に現存するものです。

 

一見してお分かりのように、現存しないお店がたくさん出ています。

 

お城の東にあったジャスコとか、いまは移転して朝日屋となった柏木精肉店とか。

 

写真の中央にはうっすらと「パール」とありますが、これは以前紹介した映画館です。

 

ジャスコやパールは昭和末期になくなっているので、それ以前の作品ですね。

 

 

 

個人的には記念物として残していただきたいものですね。

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ