津高の前身・有造館の入徳門

津高の前身である藤堂藩の藩校・有造館。その正門である入徳門は、お城公園に移築されています。今の季節、新緑と朱塗りの柱のコントラストがひときわ映えてみえます。

 

藤堂藩の初代藩主は、ご存じ、藤堂高虎です。平成27(2015)年度の津高東京同窓会の親睦パーティでは、若き日の高虎を描いた浪曲『白餅大名』を日本浪曲協会会長で、昭和43年卒の富士路子さんが口演されました。

 

高虎に始まる藤堂藩は、その後明治になるまで12代にわたって続きました。有造館を創設したのは10代藩主の高兌(たかさわ)で、文政3(1820)年のことでした。

 

お城公園は桜の名所でもあり、4月下旬は八重桜が見頃を迎えていました。

 

 

 

 

文・写真/ふるさと通信員・テツじゃ