ブラタモリで紹介された伊勢街道は現在の国道23号線と同じような道筋を辿っていますが、実際は少しずれています。鈴鹿市から津市に入り、千里から上野、朝陽中学の前までは国道の西側(山側)にありますが、河芸交番前で国道を斜めに横切り、栗真小川町まで国道の海側、そして中瀬交差点辺りから再び山側へ、そして現在の伊勢別街道(県道410号線)と交差する栗真中山町でまたも海側になり、三重大学を越えて江戸橋で再び山側になります。今回は白塚団地入口交差点に近い栗真小川町から伊勢街道を歩いてみました。
写真1は国道に面したところ、山側にある弦楽器の製造修理販売のお店「バイオリン工房NAKANO:violin-nakano.com」。以前は栗真中山町にあったのですが、新築移転してきれいなお店になりました。音楽教室も開催しており、業界関係者には有名なお店です。
少し南へ。旧街道を南に歩くと、23号線が近鉄との跨線橋になるあたりに黒板のお店があります(写真2,3)「奥山黒板:ホワイトボード・黒板・掲示板・看板など製作直売の奥山黒板」。今のご時世に黒板と思われますでしょうが、実際にはホワイトボードや看板がメインのようです。
もう少し南へ行くと、近鉄の踏切を越えて左手に鬱蒼とした森があります。これは逆川神社(写真4)。23号線から見るとあまり大きく見えませんが、旧街道から見ると実に立派な神社です。祭神は伊邪那美命。今は用水路のようにしか見えませんが、神社の横にある細い水路が逆川と呼ばれていたようです。続きは次回をお楽しみに。
- 写真1
- 写真2
- 写真3
- 写真4